Sarとdf -h ...ルートファイルシステムの比率の違い

Sarとdf -h ...ルートファイルシステムの比率の違い

sarが使用されたルートファイルシステムの8.14%を提供し、df -hが同じルートファイルシステムの9%を提供するのはなぜですか? dfが値を丸めることもできると思いますが、そうであれば8%です。

localhost one # sar -F 1 1                      
Linux 4.4.26-gentoo (localhost)     05/15/17    _x86_64_    (8 CPU)

18:39:08     MBfsfree  MBfsused   %fsused  %ufsused     Ifree     Iused    %Iused FILESYSTEM
18:39:09       118401     10485      8.14     13.23   7853529    535079      6.38 /dev/mapper/root
18:39:09          463        25      5.14     12.48     32403       365      1.11 /dev/sda1

Summary:     MBfsfree  MBfsused   %fsused  %ufsused     Ifree     Iused    %Iused FILESYSTEM
Summary:       118401     10485      8.14     13.23   7853529    535079      6.38 /dev/mapper/root
Summary:          463        25      5.14     12.48     32403       365      1.11 /dev/sda1

localhost one # df -h
Filesystem        Size  Used Avail Use% Mounted on
udev               10M  4.0K   10M   1% /dev
/dev/mapper/root  126G   11G  110G   9% /
tmpfs             794M  492K  793M   1% /run
shm               3.9G   19M  3.9G   1% /dev/shm
cgroup_root        10M     0   10M   0% /sys/fs/cgroup
/dev/sda1         488M   26M  428M   6% /boot

答え1

使用された空間を全空間に分けると、10485/(118401+10485)≒0.08135になり、丸めれば8.14%になります。

デフォルトでは、ext2/ext3/ext4ファイルシステムでは、スペースの5%がルート用に予約されています。このコマンドで表示される「Avail」値には、スペース全体のdf予約済みスペースは含まれません(つまり、root以外のユーザーが使用できるスペース全体であるスペース全体の95%に基づいて計算されます)。結果は 10485 / ((118401 +10485)*0.95) ≒ 0.08563 で、9% に切り上げられます。

予約済みのスペースを使用すると、システムがいっぱいになった後も一定時間動作し続けることができます。たとえば、ログはしばらくログに記録される可能性があり、これはディスクの充填状態を診断するのに非常に役立ちます。スペアスペースはそれを含まないパーティションにはあまり便利ではあり/varませんが、95%のファイルシステムはとにかく断片化される可能性が高いため、それを超えることはパフォーマンスに悪いです。

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